【ラジニ新作】チャンドラムキ【ラカラカ】
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80 ) みずさわ
[2005/12/22(木) 22:31]
ガンガの目の前で両親が殺され、村人の前で両親の死体が焼かれたのだ。
ガンガは両親に対する行為を観て激怒し、村長に殴り、そして気を失った。
これがガンガの最初の精神的な混乱だ。

幼くして両親を亡くしたガンガは、祖母に育てられる。
ガンガは祖母の昔話を聞いて成長していった。
ガンガはその昔話を聞くたびに、話の世界の人物になりきってしまう。
この幼い時期からの振る舞いは、ガンガがチャンド
<省略> [全文]

79 ) みずさわ
[2005/12/22(木) 22:13]
ガンガの人格分裂を引き起こした原因を調べるために、馬面男(センディルの叔父)を連れて
ガンガの出身の村エッルール(Ellur)に行った。
我々は、ガンガの幸福な面しか知らない。
ガンガには不幸な一面があったのだ。
ガンガの村に行った後で過去のトラウマを知った。

ガンガの父親は低いカーストの女性と結婚したので村八分にされた。
父親が亡くなったが、それでも村八分を解かなかった。
ガンガの
<省略> [全文]

78 ) みずさわ
[2005/12/22(木) 21:54]
新聞で、お婆さんのような話し方をする二十歳の女性の記事や、
死んだお爺さんのように振舞う5歳の坊やの記事などを
読んだことがあると思うが、ガンガの場合も同じケースだ。

医学用語では「人格分裂(Split Personality)」と呼ばれている。
場所が変わると別の人格の振る舞いをする。
ガンガには人格分裂が起きていたのだ。

77 ) みずさわ
[2005/12/22(木) 21:44]
そのとき、私はチャンドラムキはガンガにとりついたことに気がついた。
私の推測を確認するために、ガンガに足鈴をなくしたように見せかけて、
この足鈴はチャンドラムキのではないとウソを言ったところ、
ガンガの人格はチャンドラムキに変化した。
ガンガ自身はこのことに気づいていない。
その後、ガンガはしばしばチャンドラムキの人格に変化していた。

このことは、ガンガ自身の問題なのだ。

76 ) みずさわ
[2005/12/22(木) 21:37]
とある夜、夜中の12時にチャンドラムキの部屋から歌と踊りの物音が聞こえたが、
どん!とドアを叩くと、歌と踊りの物音がピタッとやんだ。
誰の仕業か調べるためにガンガをチャンドラムキの部屋に連れて行ったが、
ガンガが部屋に入ったとたん、振る舞いが急変した。
今まで見たことのないガンガの振る舞いだった。
ガンガは憑依されたのだ。

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管理者:みずさわ
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